みなさん、こんばんわ!
抹茶のりです!
早速ですが、前回に引き続き
内山聖子氏の著書
「私、失敗ばかりなので へこたれない仕事術」
を紹介していきます。
結局、失敗とは何のために必要なのかが
ドラマ業界で様々な経験をされた
内山氏によって説明されていますので、
簡単にですが、まとめさせていただきました。
<成功者にとっての失敗とは?>
成功体験はなぜ邪魔なのか?
なぜ失敗が大切なのか?
それは…
成功は停滞させるが
失敗は前進することができる
成功すると慢心が生まれ、周囲も騒ぎ立てる。
まるでヒーローのように。
しかし、そのような栄光は長くは続かず
すぐに忘れ去られてしまう。
そして、成功体験に慣れてしまうと
感動する気持ちや意識が薄まっていく。
成功に満足してしまって
失敗を恐れ、挑戦する姿勢や意欲が無くなる。
これを防ぐためには
感動を「アップデート」する意識や
時には「飽きっぽさ」という反対の発想を持つ。
失敗→成功→失敗… を何度も繰り返し
失敗への免疫力を高めることが重要。
上司や組織、社会が認めてくれず
理不尽だ、不公平だ、と言い訳を
並べるとキリが無く、ネガティブ思考に陥る。
それをただの「プロセス」として捉え
「結果を出すのは自分だ!」と
気持ちを割り切って、挑戦し続けること。
何かをやろうと努力をしている人には
周りが助け船を出してくれる人もいる。
その努力を見守っている人は少なからずいる。
成果を挙げる為、120%の努力をすることと
仕事に過剰な責任感を感じることは
別モノと考えて、ストレスを溜め込まないよう
自己管理を徹底する。
組織や社会の視線や発想に染まらないで
「今を生きている人間の本音と目線」と言える
自分自身の中から突き上げてくる思いや
感情、ものの見方を大事にして
それを強みにしていくこと。
やりたいことがある人間だけが
主役になれて、実績を残すことが出来る。
その過程には失敗がつきものだが
失敗を繰り返しながらも
やりたいことを続けた人間が
最後に成功する。
内山氏だけではなく
今まで偉業を成し遂げた偉人の誰もが
必ず失敗を経験し、それを糧として
成功に辿り着いています。
何をもって失敗・成功と判断するかは
ひとりひとり、目標や基準が違うため
一括りに正解・不正解と判断出来ません。
ただ、成功したから終わりではなく
再び何十回、何百回という失敗を恐れずに
挑戦するという、一連のサイクルを
出来るかどうかが問われています。
それが出来る人というのが
成功者と呼べるのではないでしょうか?
<最後に>
ドクターXの大門未知子は架空の人物であり
彼女の苦労や葛藤は作中で詳しく紹介されていません。
しかし、生みの親である内山氏の
下積みから現在に至るまでの経験を知ることで
どんな天才やエリートも失敗・成功を繰り返し
常に成長していることがうかがえます。
失敗を恐れる、失敗して腐る
何もしない、成功を羨む 等々…
誰も失敗したくて失敗しようとはしません。
失敗したら素直に受け入れ、それを糧にすれば
自分だけの武器にすることが出来るはずです。
偉そうに書かせていただきましたが
ぼく自身も失敗を恐れ、足踏みをしていました。
しかし、この著書を読み、絶えず失敗を続ければ
誰にも辿り着けなかったところへ辿り着く、という
確信を持つことが出来ました。
もし興味を持たれましたら、ぜひ読んでみてください!
長くなりましたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
抹茶のり