みなさん、こんばんわ!
抹茶のりです!
「私、失敗しないので」
一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
「ドクターⅩ~外科医・大門未知子~」の
米倉涼子演じる主人公、大門未知子の名ゼリフです。
その言葉どおり、劇中では困難な手術でも
失敗することなく、多くの患者を救っています。
まるで現代版のブラックジャックとも言える姿は
グイグイとドラマの世界に引き込んでいきます。
しかし、このドラマを作られた背景には
「私、失敗しないので」とはいえない
「失敗ばかり」だったことをご存じでしょうか?
ドクターⅩのドラマプロデューサー
内山聖子氏の著書
「私、失敗ばかりなので へこたれない仕事術」
には大門未知子とは正反対ともいえる
「失敗ばかり」のエピソードと
その経験から得た知識と技術が描かれています。
- なにをやっても失敗ばかり…
- 仕事や人間関係での要領が悪い…
- 自分には才能が無い…
と、悩みを抱えている方には
是非おススメしたい内容となっています。
内山氏がそれらのコンプレックスと
どうやって向き合い、克服したのかが
分かりやすく書かれています。
そして読んでいくうちに
自分にも出来そうだ、もう少し頑張ってみよう
と勇気づけられていきます。
<成功体験はいらない!?>
たくさん失敗することが
大切である一方で
成功体験は邪魔である
内山氏が苦労を重ねた見習い時代や
成功を収めた現在においても
忘れずに心掛けていることです。
見習い期間での失敗というのは
全く大きなマイナスにならない
むしろ一番お得な時期である、とのこと。
若手の時に失敗ができるということは
他の人の性格や実力を知る、いいチャンスであり
仮に大きな失敗をしたとしても
その経験から多くを学んだ人間は、後々楽になる。
人より知らない、できないと悩み抱えずに
反対に開き直って、より多く経験を積んでいく。
成功したらすぐゼロに戻って
再びやりたいことを思い切ってやる。
この内容を受けて
自分自身の経験を振り返ってみました。
成功した時よりも失敗した時の方が
今でも鮮明に覚えています。
悩んで苦労したにも関わらず
失敗となって悔しかった時のことを…。
失敗した方が記憶の中に強烈に残り
それを次への原動力として、挑戦することが出来ます。
<心に残る作品を作るには>
「どう面白くするか」を
考えて考えて考え抜く
作品を生み出す為には
100倍以上のインプットが必要であり
新聞や書籍、旅行や芸術鑑賞などから
常に取り入れ続けること。
自分の頭の中でじっくりと熟成させ
大きな作品として生み出す準備をする。
自分の本音や素直な気持ちは
持ち続けておくことは忘れずに。
人から学んだり、真似するだけでは実現しない。
やりたいことを実現するためには
努力と苦労を重ねて
「どう面白くするか」を考えて考えて考え抜くこと。
失敗から生まれた知識、経験、時間が
幾度となく積み重ねていくことで
ようやく成果となって現れます。
冒頭に述べましたように
要領が悪く、自分には才能がなく
失敗ばかりする、と考えてしまう時は
一度はあると思います。
しかし、そこで立ち止まらず
失敗しても構わないので
常に前を向いていくことが大切です。
<おわりに>
失敗を重ねてしまうと
やり直したい、無かったことにしたい
と強く後悔してしまいます。
ですが、その失敗があったからこそ
成し得た成功も少なからずあります。
自分の失敗は誰にも譲れない
唯一の財産と思って、忘れずに
大切に持っておかなければなりません。
この著書には失敗から成功へ導くための
方法がまだまだ書かれていますので
次回も引き続き、紹介していきます。
長くなりましたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
抹茶のり