みなさん、ごきげんよう!
抹茶のりです‼
京都には寺社仏閣が多くて有名ですが
京都の水も忘れてはなりません(^O^)
お茶やお酒だけでなく、料理やお菓子など
水の味で仕上がりの影響し、そのおかげか
100年以上も続く老舗が数多く残っています。
今回は京都の水に関わる神社であり、
あの名水百選にも選ばれる水が湧くことで知られる
「御香宮(ごこうのみや)神社」を紹介します。
名水に選ばれる所以やその歴史を
カンタンにですが、紹介していきます。
<御香宮神社へ行く!>
御香宮神社は京都の伏見の方にあり
駅のすぐ近くにあるため、電車移動をオススメします。
電車は3通りあり、
いずれも下車して徒歩5分で到着できます。
白壁に囲まれた神社が街中にありますので
すぐに見つけることができます。
神社の前はすぐ道路になっていて、その先には商店街があり
地元の方々にとって、神社は生活風景の一部となっています。
<いざ参拝へ!>
それでは、いざ参拝へ!
平日の昼下がりに訪れたので
境内はひっそりとしていますが、
他の参拝者の姿をちらほら見かけました。
御香宮神社は創建された年数は不明ですが、
元々「御諸神社」という名前で呼ばれていました。
平安時代に境内から香りの良い水が湧き
その水を飲むと病が治るという奇瑞(めでたいこと)があり
当時の人々から重宝された水は「御香水」と名付けられ、
言い伝えが残っています。
御香水は徳川御三家の祖といわれる
徳川頼宜、頼房、義直らの産湯にも使われ、
さまざまな効用や逸話、酒造りに適しているなどの理由により
伏見七大名水及び、名水百選に選ばれることとなりました。
鬼門除けの神として祀られたこともあるなど、
古くから将軍家などと繋がり深い神社なのです。
参拝した際には、境内には酒まんじゅうの屋台があり
おいしそうな香りにつられそうになりました…(=_=)
徳川家の産湯に使われた逸話にあやかり、
安産・子授け祈願で参拝に来られる方が多く
当日も祈祷されている姿を見られました。
そして本殿の横には今でも御香水が湧いており、
地域の方々は容器に汲み取って
飲料用や料理などに用いられています。
コロナ禍でも御香水の汲み取りは可能ですが、
張り紙に書かれた感染対策を順守しなければなりません。
かつて疫病が流行っていたときも
現在のような取り組みをしていたのか?と考えると
興味深さや感慨深さを感じられます。
参拝を済ませ、最後に社務所で朱印をいただきました!
社務所のそばには南方以外では珍しいソテツが生い茂っています。
樹齢は不明ですが、創建時よりも古いとも…
現在は京都市の天然記念物として登録されています。
今までさまざまな神社で御神木を見かけましたが
このような珍しい御神木を見たのは初めてです!
<おわりに>
私たちの生活および生命活動に欠かせない水。
かつて人々から病を治したと伝えられる名水は
今でも湧き続け、長く親しまれています。
今まで名水に触れる機会はありませんでしたが
今回の参拝をきっかけに、御香宮のみならず
他の名水百選にも訪れてみたい!と興味が湧きました。
残す神社もあと3か所となりましたが
次回の紹介記事も是非読んでください!
長くなりましたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!
それでは、ごきげんよう‼
抹茶のり