みなさん、ごきげんよう!
抹茶のりです‼
みなさんはお寺や神社で祈願する際に
勝運を祈願したことはありますか?
勉強やスポーツ、仕事など…
ジャンルは違えど、相手に勝ちたい!と
強く願うことは誰でも一度は経験したことでしょう。
今回紹介する京都十六社朱印めぐりの神社は
全国で珍しい「馬」と「学問」の勝運にご利益のある
「藤森神社」を紹介していきます。
他にも、藤森神社が発祥となった季節の風習など
注目すべき点がありますので、どうぞご覧ください!
<藤森神社へ行く!>
藤森神社への行き方は以下の通りです。
神社の付近には小学校や大学などがあり、
比較的アクセスしやすい場所となっています。
通学路の奥を進めば、藤森神社が見えてきます。
<いざ参拝へ!>
それでは、いざ参拝へ!
参拝時は平日の昼下がりでしたが
参拝者や地元の人の姿をちらほら見かけ
思いのほか、ひっそりとはしていませんでした。
藤森神社は古くから皇室とは縁が深く、
約1800年前に神功皇后によって創建されました。
先にも記載しましたように
藤森神社には馬と学問の勝運のご利益があることから
境内には馬にまつわる像や絵が飾られています。
理由についてはのちほど紹介しますが
競馬に携わる方々や競馬ファンが遠方から参拝するほど、
馬好きにとってはまさしく聖地と呼べる場所であります。
馬好きにはきっと楽しい神社にちがいありません!(^o^)/
個人的には馬とは今のところ縁はありませんが
「さまざまな勝負に勝つ!」という想いをこめて
本殿にて参拝いたしました。
本殿に向かって右の方には
「不二の水」と呼ばれる御神水が湧き出ています。
なんと地下100mから湧き出ており、
武運長久、学問向上、勝運などのご利益のある
まさしく二つとない御神水です!
写真の様に地元の方々が容器を持ってきて
汲み取りに来られるほどに、
昔から美味しく飲まれていることがよくわかります。
<5月のあの風習は実は…>
社務所のそばに立つ案内板には
藤森神社と5月の風習との関係について
興味深い歴史の説明が書かれています。
かつて5月5日に勝利祈願されたことをきっかけに
勝負は尚武(武を重んじる)や菖蒲に通じるとされ、
「菖蒲の節句発祥」となったと伝えられています。
863年(貞観5年)に5月1日~5日の期間内に
駈馬(かけうま)神事と呼ばれる、馬に乗ってアクロバットな神事や
甲冑をまとった武者行列などの祭事が始まり、
現在では「藤森祭」として親しまれています。
この神事や勝負祈願にあやかり、現在のように
馬と学問の勝運のご利益がある神社として
地元の方々だけでなく、全国各地の方々から
親しまれるようになりました。
なぜ5月5日に菖蒲なのかが
この時はじめて知ることが出来ました!
これで一つ賢くなったような気分です。(^o^)
そして最後に朱印をいただきました!
<おわりに!>
藤森神社もとい伏見は自宅から少し離れていますが
馬にご利益があったり、菖蒲の節句が発祥だったり、と
地元京都についてまだまだ知らないことばかりだと
思い知らされます。
あわせて、本や雑誌、ネット情報から知るよりも
自分の足で現地に訪れ、実物に触れることで
より細かく、奥深い歴史を知ることが出来る、と
身をもって理解しました。
学生時代のころはそこまで寺社仏閣めぐりに
魅力を感じていませんでしたが、
こうして数を重ねて各地を巡っていくと
人生の先輩方がなぜ楽しく巡るのか、が
少しずつ分かるようになりました!(^O^)
残り2か所、新しい発見をこのブログを通じて
紹介していきますので、次回もよろしくお願いします!
長くなりましたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、ごきげんよう‼
抹茶のり