みなさん、こんばんは!
抹茶のりです!
本日はクリスマス!
昨日のイブは家族や友人、職場の方々と一緒に
過ごされたのでしょうか?
今年はコロナの影響で、例年の様に賑やかに
過ごすことが出来ず、比較的静かなクリスマスイブと
ニュースでも報じられていました。
毎年の楽しみが変わるというのは
こんなに心苦しいとは思いもよりませんでした。
それでもクリスマスが来ると嬉しくなるのは
不思議なものですね(^o^)/
今回は25日のクリスマスの仕事内容を
自身の経験をもとに、簡単に紹介していきます。
みなさんが意外と知らないことばかりと思いますので
参考になれば幸いです。
<25日は意外と…>
前日のクリスマスイブは大賑わいでしたが
本番にあたるクリスマスは意外と穏やかです。
事実、クリスマスピークの前に
クリスマスケーキの注文伝票を集計していると
圧倒的にイブの方が多いです。
前日のイブは1日中忙しかったですが
25日にもなるとお客様の引きは早く、
夕方ごろになると普段の静けさに戻ります。
このことから、
大抵の家庭ではイブに盛大に賑わい
25日は残りのケーキを楽しむ、ということが
推測することができます。
業務の方も、お客様が引き始めると
作業場のレイアウトを普段通りに戻していき、
クリスマスで煩雑になった材料や道具などを
順次片付けて行きます。
作業場を埋め尽くしていた食材や飾り、
段ボールやケーキの箱などが
いつの間にか無くなっているを見ると
もうクリスマスも終わったのだなぁと
ようやく実感します。
閉店時に店頭販売用のクリスマスケーキが
余っていたら、記念に持って帰ることが
できたのもクリスマスならではの利点です!
クリスマスの多忙さが終わって一安心して
帰宅時の電車では、うつらうつらとするほど
心身ともに疲れていたのを覚えています。
家に帰って久々の夕食とお風呂で
一気にバタンキューでした(=_=)
<クリスマス以降の仕事とは?>
みなさん、クリスマスが終わったら
洋菓子店やケーキ屋さんは何をすると思いますか?
1番のピークであるクリスマスが終わり、
ようやく待ちに待った休みがあるとお思いでしょうが
そうではありません!
クリスマスが終わっても、休みなく働きます!
実は年末年始も洋菓子店は忙しいのです。
年末年始の挨拶回りや帰省時のお土産用に
焼き菓子等を作り込まなければなりません。
これでもか、という程ケーキばかり作っていましたが
今度は焼き菓子、本当に休む暇がありません。
併せて、年末と言うこともあり
大掃除をしなければなりません。
何せクリスマスの時に作業場が結構散らかり、
その片付けも兼ねて、1年の汚れをしっかりと
綺麗にして、歳を越す準備をしていきます。
ちなみに僕が勤めていたお店は
年末の31日までは休みなしの連勤、
元旦だけ休んで、2日から出勤。
たった1日だけですが、約3週間ぶりの休みは
本当にありがたかったです。
働いていた当時、休みなしで働かせていいのか?と
疑問に思いながら働いていましたが
規模の小さいお店でクリスマスを乗り切るには
仕方ないと割り切って頑張っていました。
それでも何とか乗り切れたのは
クリスマスケーキを楽しみにしているお客様の
笑顔と感謝のお言葉が励みとなったからです。
<おわりに!>
洋菓子店を始めとするサービス業は
他の業種に比べて、大変なことが多い業種です。
けれど、
直接お客様から感謝をされる喜びを得られるのは
サービス業ならではの特権でもあります。
辞めた今でも、洋菓子店などで買い物をしたり
店員さんの接客応対を見たりするのは楽しく、
職人さんに感謝して、ケーキを美味しくいただいてます。
3回に渡って、クリスマスの裏側を紹介してきました。
今後クリスマスケーキだけでなく
洋菓子などを召し上がる時に、職人さんが頑張って
作っていることを思い浮かべていただければ、
製菓に携わっていた者として嬉しい限りです。!
長くなりましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!
抹茶のり