抹茶のりブログ

ポジティブライダーのたのしいこと探しの雑記ブログ

13歳からのアート思考 感想 まとめ その③

みなさん、こんばんわ!

抹茶のりです!

 

本日は中秋の名月です。

空気が澄んでいて、綺麗なお月様です。

 

近くの公園をランニングしていると

お月見をされているであろう通行人や

少人数で軽い食事をしている方々が見られました。

人工の光よりも、やっぱり自然の光を見ると

眩しくても心が落ち着いていきますね。

 

本日も前回に引き続き、こちらの本を紹介します。

 

「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

 (末永幸歩著 2020年 2月19日発行 ダイヤモンド社

 

f:id:maccyanori:20201001111734p:plain

 

今回は第1章にあたるCLASS1と

第2章のCLASS2を中心に紹介します。

 各章ごとに読者自身が行う「課題」

実在する有名な「アート作品」が取り上げられ

アートとは何かを一緒に考えていきます。

 

※ここではネタバレ防止の為

 どんな課題なのかは伏せておきます。

 

実際にこの本を読みながら、読者の方々が

先入観なしで課題に取り組み、アート作品を

鑑賞するほうが記憶に残ると思いますので

どんな内容か気になりましたら

是非、本を手に取って読んでみてください。

 

 

CLASS1「すばらしい作品」ってどんなもの?-アート思考の幕開け

この章での要点は

リアルさ、丁寧さがすばらしい作品というわけではない

ということです。

 

冒頭では2種類のアーティスト

ルネサンス画家」と「20世紀アーティスト」は

何が違っていたのかが述べられています。

 

時代が違うのはもちろんですが

「あるもの」の出現によって、アートの常識や定義が

大きく変化しました(あえて伏せておきます)

 

それ以前の「ルネサンス画家」というのは

「画家が描きたいものを好きなように描く」

というものではありませんでした。

 

肖像画や日常生活、静物などの題材を

依頼者から仕事として引き受けて

目に映るとおりに描くことを目的にしていました。

 

ですが、「あるもの」の出現によって

従来のアートの必要性が失われつつありました。

 

そこでアーティストのなかには

「アートにしかできないこととはなにか?」

と考えるようになり

  • アーティスト独自でアートを探究する
  • アートの正解は「変わること」にこそ意味がある

という答えを導き出しました。

 

ルネサンス以降に作られたアート作品のなかには

稚拙な作品や省略された描写の作品が幾つか存在します。

しかし、製作技術やモノの見方・捉え方が

未熟というわけではありませんでした。

 

「目に映る世界の模倣」だけを「再現」することが

すばらしい作品ではありません。

製作者の意図や目的が作品に再現されていれば

徹底的に模倣する必要はないのです。

 

こうして見ると、「あるもの」の正体が

薄々見えてきたのではないでしょうか?

現在でも科学技術が進歩し、想像もつかないような

機械が誕生し続けています。

 

しかし、「アートとはなにか」と探究できるのは

人間だけであり、アートが素晴らしいと感じるのも

人間にしか出来ません。

数値化できないものに「すばらしい」

感じることができるのが

人間の「すばらしい」ところではないでしょうか?

 

 

 

 CLASS2「リアルさ」ってなんだ?-目に映る世界の”ウソ”

 

この章では超有名なアーティストの作品と

我々が絵画で用いる技法のひとつを取り上げて

本当のリアルさとはなんだ?を解説されています。

 

現代アーティストのみならず、古代の芸術作品において

あちこちに矛盾した部分が見られる作品や

何の目的で作られたのかが不明な作品があります。

 

しかし、それらは世間一般が認めるような

リアルさに基づき、鑑賞してもらうために

作製されている訳ではなく、本来の目的に基づいて

その役割を果たす為に作られています。

 

モノの見方や技法によって定義されたリアルさではなく

作者自身が探究した考え方や想いを再構築して

それぞれのリアルさを表現しているのです。

 

リアルさは技法を用いて、正確に忠実に描くだけではない

 

実際にどんな作品が取り上げられ

どのような目的や想いを込めて作られたかは

実際に本を読んでみてください。

 

自分のアタマで考えてみると

今まで抱いていたイメージを覆して

新しい視点、捉え方で見ることが出来ます。

 

まとめ

丁寧に、緻密に、リアルに作られているから

すばらしい作品というわけではありません。

作品それぞれにテーマがあり

それを忠実に表現されているものが

すばらしい、リアルな作品ではないでしょうか?

 

あの程度なら自分にも描ける・作れると

一度は思ったことはないでしょうか?

確かに同じものを再現することは可能でしょう。

但し、それは表面的なものであり

その作品に込められた想い、その想いが注がれた作品を

再現することは不可能ではないでしょうか?

 

その時代に生きていた人のリアルな想いは

その当時の人たちにしか分からない。

私たちに出来るのは、アーティストや

アーティストがいた時代をイメージし

作品にどんな想いが込められたかを解釈し

アート思考として学ぶことではないでしょうか?

 

次回は第3章と第4章について紹介していきます。

 

長くなりましたが

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!

 

          抹茶のり