みなさん、こんばんわ!
抹茶のりです!
みなさん、芸術の秋を楽しんでますか?
季節が変わると美術館も催しが変わるので
なんだか行ってみたくなりませんか?
実は芸術を楽しむことで
幸せや成功をつかむことができる
「自分だけのものの見方・考え方」を持てます
その理由は前回に引き続き
こちらの本にて紹介されています。
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
(末永幸歩著 2020年 2月19日発行 ダイヤモンド社)
今回は序章を紹介します。
序章ではありますが、すぐに引き込まれます!
そしてアートの必要性が分かるようになります!
と、偉そうに書きましたがぼく自身も
この本を読むまでは、正直アートは娯楽・教養という
認識を持っていて、そこまで重要と思っていませんでした。
別にアートは嫌いではなく、むしろ好きなほうですが
美術館や個展には気が向いたら行く程度です。
趣味や仕事でアートに関わっていなければ
大半の人はぼくと同じ考えではないでしょうか?
ですが…
こうも言っていられない状況になっているのです!
ここ数年で社会が劇的に変化して
世界がいわゆる「VUCAワールド」になったのです。
- V:Volatility 変動
- U:Uncertainty 不確実
- C:Complexity 複雑
- A:Ambiguity 曖昧
単語を見てるだけでも世界がややこしいことに
なっていると分かっていただけましたか?
これに加え、現在コロナウイルスが流行し
さらにややこしくなっている状態なのです。
絶えず変化していく世界に今までのように
「これだ!」と言える正解はありません。
自分で探さなければならないのです。
こうした世界でこれから生きていくには
アートを通して「自分なりの答え」を”つくる”能力を育む
必要があると仰っています。
そもそもこの本の作者、末永幸歩氏は
国公立の中学・高校の美術科の教師です。
実際の教育の現場で、美術が人気の低い教科で
そのことに危機感を感じ、出版されました。
子供だけではなく大人にも
アートの重要性を分かってもらいたい
という想いでこの本を書かれています。
アートを知る、学ぶ、楽しむことで
アーティストの考え=アート思考を得られます。
そのアート思考を以下のように解釈されています。
- 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ
- 「自分なりの答え」を生み出し
- それによって「新たな問い」を生み出す
こうしてみると、アーティストはただ単に
有名になりたい、お金儲けをしたいと
考えているわけではなく
一歩先の未来を見据えてアートとして表現していた
と考えられないでしょうか?
コロナの影響で新しい生活様式となり
周りの状況に合わせていつも通りに
仕事や生活をすることは出来なくなりました。
何が正解で、何をすれば幸せになれるのかは
誰にも分からず、自分で探さなければなりません。
その時の原動力や道しるべになるのが
このアート思考であり、新しい世界で
新しい自分になり、新しい答えを出すことが
できる思考力と言えるのではないでしょうか?
いかがでしょうか?
まだ序章ですが、アート思考に興味を
持っていただけましたか?
以降の章には「課題」を用いて
アートに関わるさまざまな疑問について
解説されていますので、一緒にアート思考を
身に付けていきましょう!
長くなりましたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!
抹茶のり