みなさん、こんにちは!抹茶のりです!
本日8月25日は”即席ラーメン記念日”です。
1958年(昭和33年)、日清食品が世界で初めて
インスタントラーメン「チキンラーメン」を
発売したことを記念して制定されました。
ロングセラーであるチキンラーメンは長い歴史の中で
幾つか改良が行われていますが、その中でも特に有名なのが
2003年の”卵ポケット”ではないでしょうか。
2008年には更に改良を加え、白身と黄身が分かれる
”W卵ポケット”へリニューアルされました。
半生をモデルとした連続テレビ小説「まんぷく」が放送されました。
みなさんも本日はチキンラーメンを召し上がってみては
いかがでしょうか?
本日は前回に引き続き、斎藤孝教授著の
”大人のための読書の全技術”の第1章を
紹介していきます。
第1章 読書のライフスタイルを確立する
<読書環境を作る>
まずライフスタイルを確立するにはルール作りが必要で
通勤・通学の電車では読書する
1日のうち1時間はカフェ等に入り読書する
待ち合わせは書店にする …等々
自ら本に触れる環境・状況を作り出すことです。
現在はネット社会となり、情報を瞬時に得ることが出来て
次第に自分と同じレベルの人、情報に触れることが多くなり
水平的コミュニケーションを取る傾向となっています。
読書には水平的ではなく、先人の知識や業績をまとめた
書籍に触れると、垂直次元の思考を深められるとのことです。
前述の方法を取る以外にも、自宅に本棚を置くことや
読書仲間を作ったり、ネットの書評を投稿することで
読書への意欲や心の支えにもなります。
<支えとなる本とは>
本を選ぶ際、自分の興味があるものだけでなく
尊敬する人の著書を持ち、更に揃えていくことで
あたかも尊敬する人とともに生活しているという
意識が芽生えるとも言われております。
様々なハウツー本が多く出版されており、その内容を
学習・実践される方もおられますが
それだけでは思考力を鍛えられないことを
忘れないことが大事と述べられています。
(僕自身もこれに当てはまります…。)
読んだ瞬間に何か身体の中に1本芯が通ったような
或いは背中を後押しされた様な気持ちになる本や著者を
見つけることが重要です。
その為には様々な本や情報から、本当に正しいものを
選び取る力を得なければなりません。
その際には古典を例に挙げられており
古典には時代を越え、全世界に通用する心理・智恵が
たくさん入っているので、情報に溢れる現代社会から
一歩離れて、精神的に落ち着く効用があると仰っています。
<本の読み方>
読書する際、以下の様な読み方が紹介されています。
①「役に立つ読書」- 得た知識や情報を実際に活用する為のもの
②「快楽としての読書」- 文学を味わう為のもの
(作品に入り込み、幸福を感じ、価値があるか無いかが分かること)
更により多くの本を読む為には
①「速読モード」ー 短時間で内容を把握する
②「精読モード」ー ゆっくりと読む
という、2つのモードを切り替える必要があり
これらを実践することでコストパフォーマンスが高い
読書ライフが送れると述べられています。
<イマジネーション>
読書を重ねることで思考や意思、想像力を司る
前頭葉が働き、イマジネーションが鍛えられます。
作者と読者がまるで共同作業をしている様な感覚となり
「テキスト論」という考え方にある
「作品は作者のものじゃない、読者のものなんだ」
に通じていき、本の文章に著者の思いや人格を投影し
自分の感性が磨かれ、小さなことまでも気付けるようになります。
<まとめ>
この章の最後に
言葉の力は偉大で、感覚や思考、コミュニケーション
人間関係等の中心に言葉を据えることで
自身の感覚や思考、個性等を整理し
人間関係能力を高めることが出来る、と述べられています。
未だ第1章ではありますが、自分を振り返ってみると
意識して読書環境を作らず、漫然と読んでおりました。
そのため、前述のようにイマジネーション等の感覚を
養うことなく、充実していない日々を過ごしていました。
スタイルから始まり、作者の思いを経て、自分自身へと
還ってくるという、一連の流れを意識すれば
読書は私たちに思いもよらないものをもたらしてくれます。
次回は第2章を紹介していきますので、よろしくお願いします。
抹茶のり