みなさん、ごきげんよう!
抹茶のりです‼︎
梅の花がちらほら咲き始め、
寒いながらもようやく春らしくなってきました。
今回のブログは再び京都十六社朱印めぐりで、
「今宮神社」を紹介していきます。
実は…
今宮神社はわたしたちが一度は憧れ・羨む言葉
「玉の輿」の発祥の地と伝えられています!
どのような経緯で玉の輿が生まれたのかを
カンタンに紹介しますので、興味のある方はご覧ください。
<今宮神社へ行く!>
今宮神社の近隣には駅がないため
市バスの利用して「今宮神社前」で下車
もしくは「船岡山」で下車することをオススメします。
「船岡山」の停留所で降りると
今宮門前という交差点に着き、
「今宮神社」と刻まれた石柱が立っています。
ここから北へ約5分ほど歩いていくと、
目的地の今宮神社に辿り着きます。
天気の良いお昼に訪れたので、
今宮神社の彩り美しい朱色が映えていました!
<いざ参拝へ!>
それでは、いざ参拝へ!
門をくぐり、境内に入ってみると…
まるで天にも届きそうな
大きな木が目の前に飛び込んできます。
木々に囲まれるように
滋賀県の唐崎神社より寄進された松、
「唐崎の松」がひっそりと植えられています。
何十年、何百年後には他の木々同様に
大きくなると考えると、とても壮大ですね(~_~)
平日にも関わらず、参拝の方々が割と多く、
本殿の写真を近くで撮れなかったので、少し遠めから撮影。
今宮神社は悪疫退散の想いを込めて
建てられた神社と言い伝えられています。
平安京が遷都された時代、
当時の人々は疫病や災厄などで苦しんでおり
船岡山に疫神を祀ったことが由来だとされています。
いつの時代も、人々は疫病や災厄と戦い
平穏無事に向けて頑張っていたことが分かりました。
すぐ隣には社務所があるので、
さっそく朱印をいただきました!
<玉の輿の起源とは?>
今宮神社の境内には登録有形文化財の社などが
歴史的価値のある建築物が数多くあります。
その中でも個人的に注目したのが
冒頭にも述べました「玉の輿」にまつわるレリーフです。
こちらの人物は「桂昌院」とよばれる女性で
あの徳川綱吉の生母で、「お玉さん」ともよばれていました。
元々は徳川家光の側室であり、
そこから女性としての最高位とされる
「従一位」まで昇り詰めました。
その功績と呼称のお玉さんにちなんで
「玉の輿」という言葉が生まれたと伝えられています。
現代人が玉の輿と聞くと、
成り上がりやシンデレラストーリーのような
キラキラしたイメージを持つかもしれません。
ですが、
今宮神社の再興や祭礼を盛り立てたり、と
周囲の人々から賞賛されるに値する活動を行っていました。
普段何気なく使う言葉の歴史を辿っていくと、
本来とは違った経緯で生まれ、使われていたことを
今回の参拝で知ることができました。
最後に、今宮神社の東門を出てすぐに
炭火で炙って白味噌であえた「あぶり餅」で
有名なお茶屋「かざり屋」があります。
参拝後にこちらで一息ついて、
今宮神社の静かな雰囲気をあぶり餅を
召し上がりながら満喫するのもオススメです!
<おわりに!>
悪疫退散、玉の輿など
今宮神社の歴史と現代の生活が
妙に繋がっているのはとても興味深いです。
前述しましたが、寺社仏閣への参拝は
神様や仏様、ご先祖様や自然などへの感謝だけでなく
自分達の土地やそれにまつわる人々や歴史を学ぶ機会
だということを教えて貰えます。
残すところは5か所、どんな由緒ある神社なのかを
引き続きブログで紹介していきますので
よろしくお願いします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
それでは、ごきげんよう‼
抹茶のり