みなさん、ごきげんよう!
抹茶のりです‼
春が近づいたと思いきや、再び寒さが戻り
急な気温の変化で体調を崩さぬように
まだまだ注意が必要ですね(~_~)
コロナだけでなく、他の病気にも注意が必要ですが
今回は病傷快癒のご利益のある神社
「春日神社」を紹介します。
<春日神社へ行く!>
春日神社周辺は交通の便が豊富で、
市バス「西大路四条」で下車して徒歩3分、と
アクセスしやすい立地にあります。
大通りから少し奥のほうへ進んでいくと
大きな鳥居が見えてきます。
<いざ参拝!>
それでは、いざ参拝へ!
平日の良く晴れた昼頃に訪れたので
静かにゆっくり参拝することができました。
春日神社は天長10年(833年)
淳和天皇が現在の地である西院へ御移りになった時に
奈良の春日大社の分霊として祀られてことが発祥とされています。
手水舎の隣に、ひっそりとカエルの像があります。
こちらは「一願蛙」と呼ばれ、
見かえるという縁起の良い蛙であり
水をかけて祈願すると、ご利益があると言われています。
境内は広々としており、
静かで落ち着きのある雰囲気を感じられます。
本堂の前には、なにやら小さな石が…。
本殿の向かいの方にも石が対に置かれています。
これは「お百度石」と呼ばれるもので
願い事を強く願い、叶えるためのお百度参りを
この二対の石を百度往復すれば
同様のご利益があると伝えられています。
春日神社には毎月1日、11日、15日の3日間だけ
「疱瘡石」と呼ばれる霊石が公開されます。
疱瘡(天然痘)を患った際、この霊石に祈願すると
疱瘡が石のほうへ移り、病が治ったという逸話があります。
これ以来、霊石は病傷快癒、無病息災の象徴として
大事に祀られることとなりました。
いつの世も、人々は病に苦しみつつも
霊石や神様に祈願し、困難を乗り越えたことを
改めて知ることができました。
百度石や疱瘡石のほかにも、
境内にはご利益のあるものがいくつか祀られています。
御胞衣(おえな)が埋蔵された塚であり
吉方に位置していることから、安産・子授けのご利益として
古くから信仰されています。
次に、こちらは「梛石(なぎいし)」とよばれる石で
過去の記事でも紹介しました「梛の木」同様に
厄除けや無病息災、無事に戻ってくるというご利益を
この石をなでると授かることができる、と言われています。
最後に社務所で朱印をいただきました!
これで10か所目、キリのよい数字となりました!
<おわりに!>
今回の参拝で、病に苦しむのは今も昔も変わらず
それに屈することなく、懸命に生きてきたことを
春日神社の歴史を通じて学ぶことができました。
現在では科学の力で病を克服することも可能ですが、
昔からの言い伝え、神様のご利益などは
今でも心の拠り所として、大事にされています。
コロナだけでなく、病に打ち勝つ意識と
自然や神様に感謝する気持ちを常に持ち、
今年も無事に健康で過ごせるよう精進します!
長くなりましたが
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!
それでは、ごきげんよう!
抹茶のり